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2006-05-27 Sat 23:00
原題■- 監督■堤幸彦 原作■荻原浩 脚本■砂本量,三浦有為子 出演■渡辺謙 樋口可南子 及川光博 大滝秀治 etc... 時間■122分 初公開年月■2006/05/13 分類■ドラマ
【ストーリー】 広告代理店に勤める49歳の佐伯雅行。仕事も充実し、一人娘の結婚も控え、公私ともに忙しくも幸せな日々を送っていた。ところが最近になって急に物忘れが激しくなり、不安になって病院を訪れた佐伯は、そこで衝撃の事実を告げられる。医者が下した診断は“若年性アルツハイマー”というものだった。やり場のない怒りと不安に苛まれる佐伯。だが、そんな夫を妻の枝実子は静かに受け止め、2人で一緒に病と闘い続けようと覚悟を決めるのだった。
【感想(ネタバレ注意)】 渡辺謙さんの初主演作品。見ないわけにはいかない。
実際、さすがの演技だったけど、謙さん以上にすごかったのが樋口可南子さん。 いやー、すばらしかった。
というか、役者さんみんな(坂口憲二さん以外?)の演技よかったよ。 不覚にも一番最初のウルッはミッチー(及川光博さん)のシーンだし(笑) ラストのひでじーもいい味出してたし。 あんなに熱唱して死ぬんじゃねーか?って心配だったけど。
んでもって一番凄かったのが樋口可南子さん。(しつこいけど) 若年性アルツハイマーと診断された旦那様を支える姿に 泣かずにはいられんかった…。
常々、人生とは思い出の積み重ねだなと感じてるのだけど、 愛する人の思い出から自分が消えていくこと、 自分を誰かも分かってくれないこと、 そんな状況でもずっとそばにいて支えつづけられるのか? 自問自答しても答えなんて出ないけど。
悲しすぎる。
この映画は見る年代・性別によって感じ方はまちまち。 いろんな方の感想をWebで拾ってみると面白い。
最後に評価が"○"な理由について。 僕的にこの映画は、堤さんじゃないほうがよかったと思ったから。 #ぐるぐる回るカメラワークとかいらねーって思っちゃった。
あと、木梨さんがちょい悪なのは嫌だったから(^-^;
やっぱ邦画最高。
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